自立神経症状
ここでは自律神経の乱れによって起こす症状のことを自立神経症状と呼んでいます。
頭痛・耳鳴り・疲れ目・動悸・息切れ・手足のしびれや痛み・胃の不快感や吐き気・下痢・便秘・肩こり・筋肉の痛み・生理不順等。
原因がはっきりしない様々な症状を引き起こすことが特徴です。
そもそも自律神経とは?
話を進めていく上で自律神経については切り離せません。
そのため、先に自律神経のお話を致します。
自律神経は自分の意志に関係なく働く神経のことをいい、主に内臓の動きを制御することが多い神経です。
たとえば心臓は自分の意志と関係なく常に動いていますね。
これらを制御しているのが自律神経だと思っていただければよいかと思います。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、
交感神経は活動する時に働き、副交感神経は身体を休める時に働きます。
これらは、片方が働くと片方が働かなくなり、シーソーの様に反対の動きをするようになっています。
これらがストレスや体調不良等の原因によって、
切り替わりにくくなっている状態を自律神経失調症といいます。
自律神経症状を引き起こす原因
自律神経症状を引き起こす原因は長年不明とされていましたが、
近年「脳疲労」が原因ではないかといわれる様になってきています。
大量の情報に絶えず触れたり、マルチタスクで作業をしたりすると、脳に過剰な負担がかかり、
脳の機能が一時的に低下した状態のことを「脳疲労」といいます。
寝不足や過労によって脳疲労が進行すると、
脳の一部で制御している自律神経もうまく働かなくなってしまいます。
これが自律神経症状を引き起こす原因となっており、酷くなると自律神経失調症となります。
当院での施術内容
自立神経症状が多い方への主な施術内容は以下の3つ
①身体の末端の力を抜く
②身体の歪みの調整
③頭のかみ合わせを調整する
これらはすべて脳疲労への対策に効果的な施術となります。
特に頭のかみ合わせを調整することは非常に有効で、
頭のすっきり感を感じる方がとても多いです。
また、視界が広がった感覚になります。
こめかみの奥には蝶形骨という骨があるのですが、
これがずれると自律神経をコントロールしている脳下垂体を圧迫するため、
頭の中でもこめかみのあたりは超重要ポイントとなります。
ざっくりとした説明ですが、以上が当院での施術内容になります。
できる施術者が少ない技術でもあるので、
自律神経症状ないし自律神経失調症で悩んでいる方はぜひ一度体験して頂きたいです。
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