めまいの原因とメカニズム|南与野駅徒歩2分、整体院リバースさいたま


めまいの原因とメカニズム

突然ぐるぐると視界が回転したり、ふわふわと浮いているような感覚に襲われる「めまい」。

めまいは、様々な原因で引き起こされる症状であり、その種類や対処法も異なります。

この記事では、めまいの原因となる良性発作性頭位めまい症やメニエール病、脳梗塞などの病気、貧血や低血圧、自律神経の乱れといった体の状態、薬の副作用などについて詳しく解説します。

さらに、回転性めまい、浮動性めまい、動揺性めまい、立ちくらみといっためまいの種類ごとの特徴や、平衡感覚の仕組みとめまいが起こるメカニズムについても分かりやすく説明。

めまいが起きた時の対処法や、病院を受診する目安についてもご紹介します。

めまいの原因とメカニズムを南与野駅前の整体院リバースさいたまがご説明致します。

目次

めまいは、自分や周囲が動いているように感じる感覚、またはフワフワと浮いているような感覚を指します。

実際には動いていないのに動いているように感じたり、逆に動いているのに平衡感覚が失われたりする状態です。

単に「めまい」といっても、具体的な症状は人によって様々で、回転感、浮遊感、動揺感、ふらつき、目の前が暗くなる、吐き気などを伴うこともあります。

めまいの症状は一時的なものから慢性的なものまであり、その持続時間も数秒から数日、あるいはそれ以上続く場合もあります。

また、めまいは単独で起こることもあれば、頭痛、耳鳴り、難聴、吐き気、嘔吐などの他の症状を伴うこともあります。

これらの症状の組み合わせや程度によって、めまいの原因や種類を特定することができます。

めまいの症状の具体例

めまいの症状は多岐にわたりますが、代表的なものとしては以下のようなものがあります。

症状説明
回転性めまい周囲がぐるぐると回転しているように感じるめまい。
浮動性めまいフワフワと浮いているような、地に足がついていないような感覚のめまい。
動揺性めまい体が揺れているような、不安定な感覚のめまい。
立ちくらみ立ち上がった際に、目の前が暗くなったり、クラッとしたりするめまい。
吐き気・嘔吐めまいに伴って、吐き気や嘔吐が起こる場合もあります。
耳鳴り・難聴めまいと共に、耳鳴りや難聴を伴う場合もあります。
頭痛めまいと共に、頭痛を伴う場合もあります。
ふらつき足元がふらつき、歩行が困難になる場合があります。

これらの症状は、単独で現れることもあれば、複数組み合わさって現れることもあります。めまいの症状を正確に把握することは、適切な診断と治療を受ける上で非常に重要です。

めまいにはいくつかの種類があり、それぞれ症状や原因が異なります。主な種類は以下の通りです。

回転性めまい

周囲がぐるぐる回っているように感じるめまいで、吐き気を伴うこともあります。

回転性めまいは、内耳の異常が原因で起こることが多く、良性発作性頭位めまい症やメニエール病などが代表的な疾患です。また、脳梗塞や脳出血などの脳の病気でも起こることがあります。

浮動性めまい

ふわふわと浮いているような感覚、または体が傾いているような感覚のめまいです。

不安定感やふらつきを伴うことが多く、立っていられないほどの強いめまいを感じる場合もあります。

浮動性めまいは、自律神経の乱れや貧血、低血圧などが原因で起こることがあります。

また、メニエール病や脳腫瘍などの病気でも起こることがあります。

動揺性めまい

体が揺れているような感覚、または地面が揺れているような感覚のめまいです。

乗り物酔いに似た症状で、吐き気を伴うこともあります。

動揺性めまいは、メニエール病や前庭神経炎などの内耳の異常が原因で起こることがあります。

また、脳腫瘍などの病気でも起こることがあります。

立ちくらみ

立ち上がった時などに、目の前が暗くなったり、意識が遠のいたりする症状です。

めまいの一種と考えられており、医学的には起立性低血圧と呼ばれます。

立ちくらみは、血圧の急激な低下によって脳への血流が一時的に不足することで起こります。

脱水や貧血、自律神経の乱れなどが原因で起こることがあります。

めまいの種類症状考えられる原因
回転性めまい周囲がぐるぐる回る良性発作性頭位めまい症、メニエール病、脳梗塞、脳出血など
浮動性めまいふわふわと浮いている感覚、体が傾いている感覚自律神経の乱れ、貧血、低血圧、メニエール病、脳腫瘍など
動揺性めまい体が揺れている感覚、地面が揺れている感覚メニエール病、前庭神経炎、脳腫瘍など
立ちくらみ目の前が暗くなる、意識が遠のく起立性低血圧、脱水、貧血、自律神経の乱れなど

上記以外にも、薬の副作用や精神的なストレスが原因でめまいが起こることもあります。

めまいの症状や原因は様々ですので、症状が続く場合は医療機関を受診して適切な診断と治療を受けることが大切です。

めまいは様々な原因で引き起こされます。

大きく分けて、耳の異常、脳の異常、全身の疾患、心因性のものなどがあります。

ここでは代表的な原因を詳しく解説します。

良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症は、特定の頭の位置で回転性のめまいが起こる病気です。

耳石器と呼ばれる内耳の器官にある耳石が剥がれ落ち、三半規管に入り込むことで発症すると考えられています。

比較的短時間で治まることが多いですが、再発することもあります。

整体では首特に前側の施術や、頭の歪みを減らすことで軽減することが可能です。

メニエール病

メニエール病は、内耳のリンパ液のバランスが崩れることで、回転性のめまい、難聴、耳鳴り、耳閉感などの症状が繰り返し起こる病気です。

原因は完全には解明されていませんが、ストレスや疲労、ウイルス感染などが関係していると考えられています。

整体では歪みを改善することで治ることもありますが、狙ってできることではありません。

医療機関を受診しながら、処置してもらい、整体では長い目でみて身体を整えていくことをオススメします。

前庭神経炎

前庭神経炎は、平衡感覚をつかさどる前庭神経に炎症が起こることで、強い回転性のめまい、吐き気、嘔吐などの症状が現れる病気です。

ウイルス感染などが原因と考えられています。

通常は数日で症状がピークを過ぎ、数週間から数ヶ月で回復します。

脳梗塞・脳出血

脳梗塞や脳出血などの脳血管障害もめまいの原因となります。

回転性めまいだけでなく、ふらつき、ろれつが回らない、手足の麻痺などの症状を伴うこともあります。

緊急性の高い病気であるため、これらの症状が現れた場合はすぐに救急車を呼ぶ必要があります。

貧血

貧血は、血液中の赤血球やヘモグロビンが減少した状態です。

酸素を運ぶ能力が低下するため、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れなどの症状が現れます。

鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血、再生不良性貧血など、様々な種類の貧血があります。

低血圧

低血圧は、血圧が正常値よりも低い状態です。

脳への血流が不足することで、めまい、立ちくらみ、倦怠感などの症状が現れます。

起立性低血圧、本態性低血圧などがあります。

整体での対処は、首や頭の緊張や歪みを軽減することです。

特に首の前側が緊張していると自分で自分の首を絞めたみたいになり、めまいが起きやすくなるのでここを改善していきます。

自律神経の乱れ

自律神経の乱れは、ストレス、疲労、睡眠不足、生活習慣の乱れなどによって引き起こされます。

めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、発汗、頭痛、不眠などの様々な症状が現れることがあります。

整体では頭の歪みを解消することで脳疲労が原因の自律神経症状を和らげることができます。

薬の副作用

服用している薬の副作用でめまいが起こることがあります。

降圧剤、睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬などがめまいを引き起こす可能性があります。

薬を服用していてめまいが気になる場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。

その他

上記以外にも、心因性のめまいや、副鼻腔炎、頸椎症などもめまいの原因となることがあります。

また、複数の要因が重なってめまいが起こる場合もあります。

原因めまいの種類主な症状
良性発作性頭位めまい症回転性めまい特定の頭の動きで起こる短時間のめまい
メニエール病回転性めまいめまい、難聴、耳鳴り、耳閉感
前庭神経炎回転性めまい強い回転性めまい、吐き気、嘔吐
脳梗塞・脳出血回転性めまい、ふらつきろれつが回らない、手足の麻痺など
貧血立ちくらみ動悸、息切れ、倦怠感
低血圧立ちくらみ倦怠感、失神
自律神経の乱れ立ちくらみ、ふらつき動悸、息切れ、発汗、頭痛、不眠など
薬の副作用様々薬の種類による

めまいの原因は多岐にわたるため、自己判断は危険です。

めまいが続く場合は、医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けるようにしましょう。

めまいは、体の平衡感覚に異常が生じることで起こります。

この平衡感覚は、様々な器官が複雑に連携することで成り立っています。

ここでは、平衡感覚の仕組みとめまいが起こるメカニズムについて解説します。

平衡感覚の仕組み

平衡感覚は、主に以下の3つの器官からの情報が脳で統合されることで保たれています。

器官役割
内耳(三半規管、耳石器)体の回転や傾き、直線運動を感知
視覚周囲の景色や動きの情報を得る
体性感覚(固有受容覚)筋肉や関節の位置や動きを感知

これらの器官から得られた情報は、脳幹にある前庭神経核に送られ、小脳や大脳皮質と連携して処理されます。

これにより、私たちは自分の体の位置や動きを正確に把握し、バランスを保つことができるのです。

めまいが起こるメカニズム

めまいは、これらの器官からの情報に矛盾が生じたり、情報伝達経路に異常が生じたりすることで起こります。

例えば、内耳に異常があると、実際には動いていないのに動いているように感じたり(回転性めまい)、逆に動いているのに動いていないように感じたりすることがあります。

また、脳への血流が不足したり、脳腫瘍などが原因で脳に異常が生じたりした場合にも、めまいが起こることがあります。

めまいの種類とメカニズム

めまいの種類によって、そのメカニズムは異なります。代表的な例を以下に示します。

めまいの種類メカニズム
良性発作性頭位めまい症内耳にある耳石が本来あるべき場所から剥がれ落ち、三半規管に入り込むことで起こる。特定の頭の位置で激しい回転性めまいが起こるのが特徴。
メニエール病内耳のリンパ液の圧力変動が原因と考えられている。回転性めまい、難聴、耳鳴り、耳閉感が繰り返し起こる。
前庭神経炎内耳と脳をつなぐ前庭神経に炎症が起こることで、平衡感覚に異常が生じる。激しい回転性めまいが数日間続く。
脳梗塞・脳出血脳への血流が途絶えることで、脳の機能に障害が生じ、めまいが起こる。他の神経症状を伴うことが多い。

このように、めまいのメカニズムは複雑であり、原因も様々です。

めまいが続く場合は、自己判断せずに医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けることが重要です。

めまいが起きた時は、落ち着いて行動することが大切です。

症状を悪化させないため、そして適切な処置をするために、以下の対処法を覚えておきましょう。

安静にする

めまいを感じたら、まず安全な場所に移動し、座るか横になりましょう。

急に立ち上がったり、歩いたりするのは危険です。目を閉じて安静にすることで、症状が軽快することがあります。

楽な姿勢を保ち、しばらく様子を見ましょう。暗い部屋で横になるのも効果的です。

可能であれば、周りの人に助けを求めましょう。

水分補給をする

脱水症状もめまいの原因となることがあります。

めまいを感じたら、少しずつ水分を補給しましょう。

水やスポーツドリンクなどがおすすめです。

一度に大量に飲むのではなく、こまめに摂取することが大切です。

ただし、カフェインやアルコールを含む飲み物は避けましょう。

めまいを悪化させる行動を避ける

めまいを悪化させる可能性のある行動は避けましょう。具体的には、以下のものがあります。

避けるべき行動理由
激しい運動血圧や脈拍の変動がめまいを悪化させる可能性があります。
サウナや熱いお風呂脱水症状を招き、めまいを悪化させる可能性があります。
アルコールの摂取アルコールは脱水作用があり、めまいを悪化させる可能性があります。また、平衡感覚にも影響を与えます。
喫煙ニコチンは血管を収縮させ、血流を悪くするため、めまいを悪化させる可能性があります。
スマートフォンやパソコンの長時間使用眼精疲労や自律神経の乱れを引き起こし、めまいを悪化させる可能性があります。
明るい場所や人混み強い光や刺激はめまいを悪化させる可能性があります。

病院を受診する目安

めまいが一時的なものであれば、上記の対処法で改善することがあります。しかし、以下の場合は速やかに医療機関を受診しましょう。

症状
激しい回転性めまい
意識消失を伴うめまい
手足のしびれや麻痺を伴うめまい
ろれつが回らない、言葉が出にくいなどの症状を伴うめまい
激しい頭痛を伴うめまい
吐き気や嘔吐が続くめまい
何度も繰り返すめまい
数日以上続くめまい

これらの症状は、重大な病気が隠れている可能性があります。

自己判断せずに、専門医の診察を受けることが重要です。

耳鼻咽喉科、神経内科、脳神経外科などがめまいの診療科となります。

めまいは、回転性、浮動性、動揺性、立ちくらみなど様々な種類があり、原因も良性発作性頭位めまい症、メニエール病、脳梗塞など多岐にわたります。

めまいのメカニズムは、耳の奥にある平衡感覚器官の異常や、脳への血流不足、自律神経の乱れなどが関与しています。

めまいを感じたら、まずは安静にし、水分を摂りましょう。

症状が続く場合や、激しい頭痛、手足のしびれなどを伴う場合は、速やかに医療機関を受診することが重要です。

自己判断せず、専門医の診断を受けることで、適切な治療と対処法を見つけることができます。

南与野駅徒歩2分の整体院リバースさいたまでは、めまいへの施術も行っております。

お困りの際はご相談ください。

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